勘違いな人
ものすごいお門違いなメールを一方的によこして
去っていった人をひとり発見。
まったく違う一点を凝視して「ごめんなさい」と言ってたけど。
あの勘違いぶりが、どうにも、私が言葉をかけれなかった原因。
私は、「教える」ということはできない。
そういう才能はありません…
私から上手く「盗んで」もらうしかない。
盗むのが得意な人はパッと掴んでサッと持ってく。
見れば、そういう人はみるみる変化していく。いいふうに。
一方、
このような勘違いな人は、結局自分の殻を割ることができない。
おそらく永遠に。
殻の中で苦しむよう課題が与えられているとしか思えない。
ごめんなさいという言葉を使いつつ、その人は、
大変失礼な手段で逃げていった。
(といっても本人に失礼なことをしたという意識はまったくないはず。
だから、勘違い!…なのだ。すべてがとんちんかん)
きっと、謝ることで、自分をすっきりさせたかったんだな…。
けれどまもなくあの人は…
やがてまた次の場所でも苦しむでしょう。
彼女の永遠の課題は、自分と向き合うこと。
こんなふうに逃げてばかりでは、なにも始まらない。
向き合って、真摯な心で、手をのばせばよかったものを….あと少し。
残念。
やはり、時にとても過酷。魔法の扉の中は。
覚悟の無い者は落ちていく。
助けてくれる人などひとりもいない。
皆、自分で進み続けるしか。
それしかない。
あの人は、
私に謝ることなど、ひとつもないはず。
もし謝るならば、
自分に謝れ、という感じだ。
ずっと自分を騙し続けているから。
もう長いこと。ずぅっと。
見ていて、それが怖かった。あんなふうに。 し続けるなんて。
ああ…
と、ため息をつきつつ、ふとまわりを見渡してみれば。
残っている人の、なんと勢いのいいことよ!
ま、これでいいな。この場所は。あたしのいる場所は。
一緒に居れない人とは、
居れないのだ。
どうしたって。
抗えない、流れのなか。
だからこそ、
今一緒に居る仲間を大切にしたいと思います。
(これは、このことは…ホントいつもそう思います)
そんななか、組長からメール。
嬉しいお誘い。
西麻布で中華を奢ってくれるらしいっ うひょー(喜)
あさっての夜ね、と約束。
今日もこれから、天才デザイナーのさっちゃんが、
二子玉川の美味しいお蕎麦屋に案内してくれるらしい!
…さっちゃんといえば。
昨日、忌野さんのライブ、一緒に行ったのでした。
直前になって、行けない人が出てきて一枚チケットが余ったので。
急いでさっちゃんに電話。
「いくいくーきゃー」と喜ぶ天才さっちゃん。
歌いっぱなしの忌野さん。
3時間も!
オープニングが感動的だった。
写真、使ってたな。
そうだよ。写真だよ、やっぱり。ああいうのはね。 写真の役割だ。
こんな時私は自分の仕事を誇りに思う。
写真というものの役目を、実感する時。
入場者全員に「快気祝い」を配ってくれた忌野さんの心にはびっくり!
すごなあ…
すごいひとって、
すごいなあ。
ゆうべ夜中にメール。
妹からだな!と直感。
眠いのでそのままに。
朝起きて見たらやっぱり。
エッセイを読んだらしい。
「書かれてショック」だそうだ。
きっとみんなにバカ妹だと思われたって。
ははははは(笑)
最後に「ごめんなさい」と書いてあった。
あなたはバカじゃないわ。
もうちゃんと謝ってくれたから過ぎたことはいい、
と返信した。
今は仲良しだけれど、
子供の頃は妹とよく喧嘩した。
私は彼女をあまり可愛がらなかった。
なぜかな?…
どこか彼女に嫉妬していたのかも、と思う。
うまくいえないけれど、
彼女は魂の質が私より高いと感じる。
地に足の付いた、立派な人生を送っている。
二人の子供も本当に素晴らしく育っている。
部屋の中もいつも奇麗。
頭もいい。
強い。
どっちがお姉さんかわからない。
そんなしっかり者の妹だから、この前は
彼女の「ついうっかり」部分を許せなかったのかも。
私は小さい。
許す、とか、
優しくする、とか。
そういうこと、もっと学びたいなと思う。
それはきっと今の自分を曲げるとかいうこととは、
全然別のことだろうと思うから。
時間をかけて諦めないでいけば、うまくいくかも。
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