内省の海
私は、潜る。
深く、深く。
創作の旅に出かける時や。
何か考え事をしたい時に。
潜るということは、つまり、沈むということでもあるので、
他の人から見たら心配なふうに見えるかもしれないけれど。
私はあの、心の深海の世界が好きなのです。
誰も入っては来れない、孤独の世界。
音も光もない。なにも届かない世界。
生きている限り、私の真ん中には命の火が灯っていて。
それは消えない。
でも。
眩い日常の中で、時としてそれが、見えなくなるから。
確かめるために、私は深く潜る。 暗い深海の底まで。
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