内省

本当に自分が悪かったと思うところは、
さっさと直したらいい。
そのぶん素敵になれる。
そのために起るとしか思えない、人生でのこういうことって。
なんの足しにもできないようなら、生きている意味などない。
そしてやっぱり、
一緒にいた時間のなかで
教えてもらったことは計りしれなく大きなものばかり。
振り返るときらきら宝石のような輝き。
とってもきれい。
一生忘れずにゆこう。
けれど。
私はその時々で、
自分が「たしかに感じた」ことは守っていきたい。
理由もなく、気持ちが変わったりはしない。
理由は、あったのだ。
どうしても、あれは許せなかった。　人として。
もう尊敬できなくなってしまった、あの瞬間を。
私の口から直接聞くこともなく去ったあの人は、
勇気のない人。
それも、覚えておこう。
おしまいは、次のはじまりの合図。
それを知ってしまった私は、
たとえどんな別れがやってこようとも、
けして絶望などしないのだ。
最近いただくメールやお便り、
最後に
「魔法使いの弟子、早く出版されることを祈っています」
と書いてくださる方が増えている。
ありがとう、みなさん、どうもありがとう。
ひとりひとりの祈りの力は強い。
ちょっとづつだけどね、今その方向に歩いているから。
待っていて。
あたしは時々とてもばかちんだけど、
世界は面白い。捨てる神あれば拾う神あり、だ。
こんなあたしのことを「待って」いてくれる人がいるなんて。
心がじーんとするよ。
今、胸の真ん中にあるのは、
深い感謝と精進の心。
きっと北海道への旅は、よい旅になるだろう。