今年の夏の旅便り その2(長野の小さな温泉お遍路)

家族揃ってゆっくり旅行。なんて、ずっとなかったので、
急遽お休みが揃った日にみんなで出かけることに。
たった一泊ですが、長野の渋温泉まで。
でも温泉旅行ったって、あなた、
ただボーっと入ってくるだけって、
やっぱり私はそんなわけにはいかないのでした。
着いてびっくりなにここ?
(↑師匠が予約したので私と苺ママはよく知らないまま付いてった)
ふるーくてちーさくイイ感じの温泉郷じゃないの!
このちんまりさがたまらないwa!
それに、
どうやら九つの外湯巡り参拝コースがあるらしい。
聞けば一番湯から九番湯まであって、
まるで温泉お遍路。
だけど全部まわっても二時間足らずですって。
わー♪
いいね〜〜〜☆この小っささが!(≧∇≦)
私ひとりだけ「全部まわる!」と宣言し、
まずはお宿の露天風呂へ。
ここのお湯はとろりとしていて、すごく気持ちいい!
とても好みのお湯質で嬉しい。
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それからちょこっと夕方の散歩がてら外湯の見学へ。
狭いエリアにたっくさんのお宿があります。
どこも古くて素敵だなあ。
泊まってみたいところがいっぱい☆
(今回私は、さかえやホテルさんに泊まりました。
 北陸の宿に続いてここも縁起良い名前!”栄える“という響き)
途中に足湯があったり温泉卵が売ってたり、
ただ歩いているだけでも楽しい。お土産屋さんもたくさん。
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さて、一番湯(初湯)に来てみました。
しぶいー。
男湯と女湯に分かれていて、
宿でもらった大きな「手形」の鍵でドアを開けて入ります。
(通りすがりの一般客の人は入れないのかな?仕組みがよくわからず)
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中には簡単な脱衣所があって。
簡素な湯船がある。
洗い場は無いので、湯船に入るだけ。
ところがお湯の温度は、美味しいお茶が入れられるほど。。。。。
あっっっっっつぅーいっ!(>_<) (一から九番湯まで全て同じ感じです。お湯の温度も。お風呂の雰囲気も) わたくしすぐに悟りました。 つまりこれはもう、これこそが!修行でございます。 ばかもーん☆こんな熱い湯に誰が入れるかー!という感じですが。 そこをなんとか入るわけです。 水をじゃばじゃば入れてお湯の温度を下げないととてもじゃないけど無理。 ここの温泉は、熱いのが特徴らしいです。 もし混んでいるシーズンとか時間帯なら比較的入りやすいかもしれませんが、 空いてると誰も水で薄める人がいないから、熱湯風呂のままなわけです。 そして(たまたまなのかどうなのか?)今頃の渋温泉は空いているのでした。。。。。 えーん。あつぅい。 冬はさらに辛いだろなー。 裸になって寒くてもなかなか湯船に入れず。ということになるでしょ? しかも冬の方がもっとお湯を熱く感じるはず。 初めて来るのが今の季節でよかった。と思います。ありがとうございます。 RIMG0466.jpg RIMG0510.jpg RIMG0502.jpg
さて、散歩を終えて、宿に戻り、夕食。
次々いろいろ出てきましたけれど、
どれも薄味で美味しかったです。
ひさしぶりに日本酒も呑んじゃいました!(にごり酒)
川魚料理がいくつか出ましたが、鮎の塩焼きが一番おいしかったなー。
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夕食後、またしても散歩へ。
ライトアップされて一番奇麗だったあのお宿へ次は泊まりたい。
と、思いつつ、夜は更けて。
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翌朝は早く起きて、さあ!いくぞやるぞ☆温泉お遍路☆
太陽びかー♪ 気持ちのいい朝です!
お宿の浴衣と下駄でしゅっぱーつ。
からんころん歩いているうち、
「あれ?」と景色が何処かとだぶって見えてきました。
これは、これは、ええーっと、
モンサンミッシェル!
なんか似てるー。そっくり。
路地裏の雰囲気とか。道の曲がり具合とか。狭さとか。
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(3のゾロ目を発見。スナックの名前か。ふふ。ゆうべ来てみればよかったなー)
さてさて、
一番湯から順番に九番湯までまわってみることにしました。
入り口のところに、小さな仏像(?)があって、お賽銭箱があるので、
まず手を合わせてご挨拶。(と、感謝の言葉)
それから中へ。
この写真は六番湯。
「目洗湯」と看板がありますが、目にいいお湯だそう。
このように一カ所ずつ様々なコンセプトが。
(ex.胃腸にいい。美肌効果あり。神経痛に効く。etc…)
温泉の効能の影響か?(≧∇≦)
ひとつだけ、石を持ってまわりましたが、進むうちにぴかぴかに☆☆☆
はッ!石から何か出てる!(うそです。天井の光が湯船に反射してるだけ(≧∇≦))
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九番湯までまわり切る間、ほとんど誰にも会いませんでした。
(3〜4人くらい?)
一番湯で地元のおばあちゃんに会った時が一番面白かった。いろんな話が聴けて。
誰も居ない二番湯は熱すぎて、
もうこのまま死ぬかもと思いながら、ひぃひぃ三番湯へ移動。
そしたら小さな子とお母さんの二人連れが先に入ってて、
泣きそうになりながら「あついー。入れないー」と言ってましたが、
熱湯地獄から来た私にとって、すでに水で薄めているここは、
天国のようなぬる風呂に感じる!
「だいじょうぶよ」と言って、じゃぽんっ☆と入ったら「えー!」とびっくりされました。
ははは。
人は自分の基準が違うとこうも感じ方が違うのだなあとしみじみ。
あー。やっぱりここは修行の湯。悟りを拓く湯なのか。。。。
最後の九番湯の壁には、「結願湯」と書いてありました。
ここまできっかり二時間。たかが二時間。されど二時間。感無量。
九番湯は鉄分が一番多いお湯で、赤茶色。
熱湯がこんこんと湧いています。すごいパワーだなあ。大地のパワー。
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全て廻り終わったら、薬師寺へ満願成就の参拝へ。
ここもちーさい。
渋温泉は何もかもが古くて小さい。そこがとても好き。
お寺も古かったー。
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境内から振り返ると、温泉郷とその向こうにある山が見渡せる。
なんてちんまりかわいいパワースポットなのだろう。ミニチュア温泉郷。
(ところでここって混むことあるのかしら?ほとんど誰もいなかったけど。
 皆さんご存知でした?)
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朝ご飯に温泉卵がついてて嬉しかった!
満願成就のあとタマゴは縁起良いでしょ☆
そしてデザートにはアイス!ブルベリーソースがけ。
一日限定15食だそうです。(15=いちご)
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出発前にもう一度だけ、宿の露天風呂へ。
男湯と女湯が毎日入れ替わると聞いていたので。
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昨日より今日の方が好きだなー。
広くて気持ちいいー。
みなさーん、
渋温泉おすすめですyo!
書きたいことはまだまだありますが。。。。。
いやいや、これ以上私の感想を述べるより、
ここはぜひ行ってみてくださいな。
ご自分の足でまわってみてください。
四国八十八カ所とか西国三十三カ所とか、なかなかまわれないと思いますが、
このプチお遍路(しかも温泉バージョン)ならだいじょうぶでしょ?
ちょーおすすめです!
私は何度も行きたいなー。
湯巡りしているうちに、いろ〜んなことが見えてきますyo☆
一番湯に入る前には見えなかったことが、
九番湯に入る頃には、見えるようになっています。
ほんとです。
(^ー^)ノ
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きっとそういうふうにできている。。。。。

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