ずっとそのままで

きた、きた、やっぱり。
そろそろ会える頃だと思ってたんだよ~
来週の予定で、小栗くんの撮影依頼が入りました。
たのしみー
ドラマ、あと一回観てから会うって感じかな?
感想を伝えよう!
撮影といえば、先日、風変わりな撮影を依頼されました。
あるアーティストの七回忌の法要の代わりに遺作展を行うので、
その会場の模様を記録して欲しいという内容で。
私は、普段はマスコミで仕事をしている人間なので、
個人依頼のお仕事を受ける機会はほとんどないのですが、
「アーティスト」というところに、ぴん!ときたのでお受けし、
先日、オープニングパーティがあったので、撮影してきました。
会場入り口のところに、
生前書いた手紙がパネルになって展示されてあって。
読んだ時、
芸術家ってみんな同じことを言うよなあと思いました。
ピカソもこういうことを書いているのを読んだことがあります。
私も全く同じことを思います。
これでいいんだ、
これで。
私はこのままここで自分の仕事(私事)をしっかりやってゆこう。
どこの誰に何を言われようと、思われようと。
自分のままで。
心のままに。
ずっと変わらずに。
       2145.jpg
    君達に僕の考えを話そう
    僕らが子供の時 目に映る世界は新鮮で 全てが新しかった
    医者でも登山家でも やろうと思えば 何でもできた
    しかし 年を取ると疲れてくる 
    人はあきらめ みんな落ち着いてしまう
    世界の美しさも見ようとしなくなってしまう
    大部分の人が夢を失っていく
    僕はいつでも子供の心を失わず この世を生きようとしてきた
    不思議なもの 全ての美しいものを見るために
    子供の純粋な魂を持ち続けることが 大切なんだ
    いいかい
    君達はやろうと思えば何でも出来るんだ
    僕と別れたあとも そのことを思い出してほしい
                          小島和茂
これを書いた人はもうこの世にはいない。
私はなんだか最近、こういう
先へ進んだ人達から伝言でも受けているような気分になる。
みんなから、
「結局人生なんてああいうことでそういうことなんだから、
 こういうふうに生きたらいいんだよ」
って言われているみたいだ。
私は、
ええ、そうですね、ほんとうですね、
と返事をしたい気分だけど。
それでも私はまだ、この世の人間だ。
こういうことを知ったところで話の通じる人は少ない。
だからよくたったひとりぽっちのような感覚にもなる。
(たとえば大勢の人に囲まれていたとしても)
それなのに知り続けるということが、
いったい私の人生の何のためになるのか。
こうして書いてる今もわからないけれど。
きっとどこかへ続いている。
今、私の心には
優しく柔らかい風が吹いていて。
それが、
決して悪いものではないということだけは、
わかる。
ひとりぽっちだとしても。
この人生は、悪くないと。

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