写真家 夏野苺のブログエッセイ

天使と魔法と写真の日々

毎日のガイダンスをつぶやいてます☆

「大阪個展 番外編 その1」

正直なところをいうと、
間違えちゃったんです、たぶん。

東京から大阪へ行って個展を開くって、
それなりにお金がかかります。
なので、なるべく経費を抑えようと、
いつもは安いビジネスホテルを予約するんですけど。

なぜか、今回は、
やりなれないネット予約とかしたら、
なんか、高いホテルになっちゃったんです。
(booking.comで検索して申し込みました)

あれっ?
と思った時はもう遅く「予約完了」という文字が。。。。

すぐにキャンセルとかすればよかったかもしれないけれど、
「いや、待てよ?」
と思ったのです。

これを「間違い」とするか「導き」と捉えるか。

自分の心にじーっと耳を澄ませてみましたが、
いやな気分とか、いやな予感はしません。

私は、いやな気分にはとっても敏感なので、
一ミリでも違和感があるとすぐに発見できる名人です。

なので、「ま、いっか」と、そのままにしてしまいました。

大阪では、
最初の二泊は小屋の前にある雑貨店の上のお部屋に泊まらせてもらい、
後半二泊のうち、一泊ずつ別々のホテルを予約しました。
(二泊続けては空いてなかったので)

二泊目のホテルもビジネスホテルより高めでしたが、
一泊目が(私にしては)高いホテルだったので、
感覚が麻痺して二泊目の方はちょっと安く感じてしまい、
それ以上探し続ける時間がもったいなくて、
(個展前はやること他にいっぱい!だったから)
もうこれでいいと思い、すべてそのままに。
というわけで、大阪ホテル滞在は二泊分、
いつもより経費がかかることになってしまいました。

しかーし!

やはーり!

これがー!

大当たりでした★

ついたところは、こんなところ。

で、でかい。。。。

いつも泊まるような、
小さなビジネスホテルとは何かが違って見える。

エントランスはこんなに小さいけれど、

フロントも、すっごく、こじんまりしていたけれど。

めっちゃ素敵っ!

なにこれー。 ヨーロッパに来ちゃったみたい!

エレベーターも風格あって素敵!

あらっ! 天使を発見!!!

えええええええ〜っ?
エンジェル広場って? なんでしょお?

心惹かれるままに向かった場所で、
こんなの見つけちゃいました。

きょーかいー?

あわわわわわ!
なんとー! ここはドイツかフランスか!

ドキドキする心を落ち着かせようと努めながら、
部屋へと向かいましたが、

どこもかしこも素敵すぎて。

絨毯がバラ模様なの。
バラは「そこに魔法が働いている印」というサイン。

それに、、、

横を見ると、さっきの教会が窓から見えるし、

わー、踊り場の螺旋階段の天井にも天使が舞っている〜!!!!


なんだー?このホテルはっ!

そして、わたくし、お部屋に入ってから、
さらに胸いっぱいになってしまいました。

味気ないビジネスホテルとは違って、
素敵な素敵なお部屋だったのです。

バスルームもお姫様のお部屋のようで!

よく洗われ、着心地良くなってるシルクのパジャマ。

お部屋でワインも呑めます、オープナーもセットされてるから!



私、つくづく思いました。

仕事をする時に、経費を削減することを考えるのは、
悪いことではないと思います。
でも、
私が大切にしなければならない「仕事」は、
常に「気分良くいる」ことです。

もし私が、
悪い気分のまま手を動かし作品を創っているとしたら、
そこから生まれるものは、どんな波動を持っているでしょうか?

もし私が、
悪い気分のままファインダーを覗いてシャッターを切るとしたら、
いったいどんな写真が生まれるでしょうか?

もし私が、
悪い気分のまま毎日このエッセイに愚痴ばかり書き続けているとしたら、
この人に会いに行こう!と思って、
私の個展まで来てくれたりする人はいるでしょうか?

私の一番大切な仕事は、
自分の気分をいつも大切に扱い、
楽しい気持ちでい続けることなんです。

そこから生まれるたくさんの光を、
ご縁ある皆さんと分かち合うことなのです。

そういうことを、
今回の(間違ったと思い込んだ)ことを通して、
天使が私に見せてくれたのではないでしょうか。

私はしばらく、
部屋のベッドに座り込んだまま、
心が震えるのを感じていました。

とっても感動したんです。この展開に。

私はあの時、
高くついちゃうなあと思ったけど、
すぐに「ま、いっか」と思い直しました。

その時の私は、
「自分が間違えたせいで損するかも」
という思いより、
「今は、いいものを創って個展に備えたい」
という思いの方が強かったのです。

人生では、
どうでもいいことを、
大事なことより優先してしまうことがたくさんあると思います。
そういう「選択ミス」は誰にでもあるはずです。
でもこれは、
本当は見逃してはならないとても重要なことなのです。

本当の意味での優先順位を丁寧に決めていくことが、
より良い人生を送る一番の秘訣だと、私は思います。

目先の損得だけで動けば、
大切なギフトを受け取り損なうでしょう。

それに、
自分のためにお金を使えないような人が、
豊かになれるのか? 疑問に思います。

私にとって、
「いつもより高いホテルに泊まる」ことは、
意味のない贅沢ではないし、
自分を大切に扱うことの重要さを改めて理解できる時間となりました。


私がこの後、個展の最終日に、
美しい小さな泉の涙をこぼした彼女に会えたのは、
このことに気づけたからかもしれません。
私がこのホテルに泊まる道を選ばなかったら、
あの作品を選んでくれる彼女を
自分の人生に引き寄せることはできなかったと思うのです。
「二年前はできなかった。でも今はもう違う。
 自分のために苺さんの作品を買うことができる自分になった」
そう言いながら、あの時、彼女がこぼした涙は、
自分を大切に扱うことができた喜びの涙。
ホテルの一件で私が経験したことと、
同じような思いや気づきからこぼれた涙だったと思うから。
私たちは、お互いを引き寄せあうことができたのでしょう。


自分自身を大事にできる人は、
どんどん幸せになってゆくはずです。
そうして、周りにも、
幸せに満たされている人だけが集まるようになります。


波動のあわない人とは徐々に距離が開き、
いつしか遠く離れて行くでしょう。



自分が欲しいもの、
自分が行きたい場所、
自分が会いたい人、
自由にいつも、
自分で自分の願いを叶えてあげていたら、
人生はどんどん楽しくなる。

けれどもし、
間違った我慢ばかり自分にさせていたり、
暗い気持ちに気付かないふりをして毎日を送っていたり、
そんなことをしているとしたら、しばらくの間は、
人生の迷い道を歩くことになるだろうと思うけど。

だいじょうぶ。

今すぐ「気分良くなること」をすれば、
前方に小さな明かりが見えてくるから。

そこを目指して進めばいい。

また、あの、
広く爽やかな道へ出るからne☆


天使は、
どんな人も、
見捨てたりはしないから。