写真家 夏野苺のブログエッセイ

天使と魔法と写真の日々

毎日のガイダンスをつぶやいてます☆

「そこにいた人の言葉」

先日のスタジオでの撮影現場で、
メイキングを担当してくれた、
キムゼミ同期の萱原美和ちゃんが、
FBタイムラインで、
私の仕事現場を素敵に紹介してくれました。

嬉しい。嬉しすぎる。。。。

ありがとうございます!

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そこにいる人で、
光を放たない人は、
いなかった。

芸能事務所、スカイアイ・プロデュース。
所属するアーティスト写真の撮影現場で、
わたしはただただ、光を放つひとたちを、
写真の中で、更に眩しく輝くひとたちを、見た。

誤解を恐れずに言えば、
彼らはひとりひとり普通の人だ。

確かに、カッコよく、かわいく、美しいけれど。
同じくらい、カッコよく、かわいく、美しい人はいる。

わたしたちの周りにも。
では、何が違うのか。

カッコいいだけでは、
かわいいだけでは、
美しいだけでは、
それだけではなく。

彼らは「決めた」人たち。

年齢も性別も
どこで何をしているかも
何一つ、関係なく。
自分で、舞台に立つ、と決めた人たち。
自分の光で、世界を照らそうと決めた人たち。

そして、行動し続ける人たちだ。

舞台の上に立てば、
カメラの前に立てば。
彼らはプロの顔になる。
シャッター音と共にくるくると変わる表情。
一瞬にして纏う雰囲気が変わり別人になる。

苺さんが指示を出す。
即座に反応する。
それがプロの現場だ。

アーティスト写真は自分の運命を決める写真。
苺さんの撮影は早い。
何度かシャッターを切れば終わる。
そんな少ない回数で撮れているの?
とうっかり思ってしまうくらいに。

それでも、そこに写っているのは、
目の前に見えるその人それ以上に、
光り輝く、ひとりのアーティスト。
苺さんは、
瞬時にその人の光を見つけて
ファインダーに閉じ込める天才だ。
その、短い、本当に短い時間に、
自分の一番の輝きを放ち続ける。
そこに、見栄や照れが入る余地はない。
ただただ、
最高の自分であること。
最高の自分であり続けること。
カメラの前では。
自分で決めて、
自分の足でこの場所に立つ彼らの瞳は
ひとり残らず、きらきらと輝いていた。

ふと、思う。
わたしたちは、こんなにも輝いて生きているだろうか。

この事務所にいるひとたちは、
アーティストだけではなく社員の方も、
ひとりひとりがきらきらと輝いていた。
この現場で、苺さんの撮影風景を撮らせてもらって。
そうしている間、わたしはずっと楽しくて幸せだった。
それは、きっとここにいる人たちがそうだから。
ひとりひとりが優しくて温かくて、心地よい人たち。


苺さんが本当に楽しそうに
写真を撮る様を見つめながら、
本当に、ほんとうに、心から。
写真が大好きなんだなと震える。

苺さんは、写真の神様に愛された人。
そして、写真の神様に感謝し、愛する人。
苺さんは、いつも、
写真の神様に、被写体に感謝しながら、撮る。
その感謝の気持ちが、
さらに、よりいっそう、
苺さんの写真を輝かせるのだろう。

わたしは、苺さんの写真を見ていつも不思議に思う。
なぜこんなにも、光があふれているように見えるのか。
もちろん、写真そのものが素晴らしいのは勿論だけど。
それでも、なぜこんなにもきらきらと輝いているのか。

苺さんのその姿勢を見習いたくて、
どこかに仕事として撮りに行くとき、
どこかに仕事として話を聞きに行くとき、
必ず、自宅の最寄りの神社で今日の成功を願う。

そして、30分前にはカフェか落ち着ける場所で、
今日の現場に思いを馳せて意識を集中し整える。

自分を限りなくフラットにして。
その現場の雰囲気に溶け込めるように。

わたしは写真を撮るときは静かな凪の海にいるから。
だから、別の場所からの風も波も、排除しておきたい。

まだ、わたしの海は波立つ。
もっともっと静かな世界に行きたい。
もっともっと本質そのものを撮れるように。

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改めて私の背筋もピン!と伸びるような、
美和ちゃんの言葉。

ありがとうございます。

これからも、
心を込めて写真を撮り続けて行きます。


★しかし私はなんといっても冨樫ゆいなという被写体に会えたことが一番の宝だと思う!