写真家 夏野苺のブログエッセイ

天使と魔法と写真の日々

毎日のガイダンスをつぶやいてます☆

「パリのごはん」

パリって、
カフェでも十分美味しいお食事できるんだけど、
もうちょっとランクアップしたい気分の時は、
ブラッセリーやビストロへ。
もっともっと高級な気分でお食事したい時はレストランへ。
逆に、
最もお手軽に安く何かを食べたい時は、
マルシェやデパートの、または街にある、
デリショップみたいなところのお惣菜を買ったり、
パン屋さんのサンドイッチを買って食べたり。
(ボリュームあるから十分お腹いっぱいになります!)
その日の気分やお腹の具合によって、
いろいろお店をチョイスできるのが楽しいです。
考えてみれば日本だって同じようだけど、
なんか、この、
カフェ、ブラッセリー、ビストロ、レストラン、
というような区別は曖昧になっているような気がします。
(別にそういう認識は無い、みたいな)

先日、
友人で大好きなアーティスト、こくりこちゃんの紹介で知り合った、
フランス在住のkikiさん(彼女は日本人。ご主人がフランス人)と、
ランチしてきました!小さなビストロで。
地元の人と来ないと、
観光客として自力で探すのはなかなか難しいかもしれないけど、
こういうお店を何軒か知っておけばパリに来た時べんりだなーと思いました。
kikiさんは、ランチタイムに来ることがおすすめと言ってました。
ディナーはちょっとお値段高めになるよう。
それは日本も同じですね。
ランチタイムは、だいたいどこも得なセットメニューになってるから。

フランス料理は、
前菜、メイン、デザート、
三皿でひとつのコースになってるのが最も一般的。
前菜とデザートは、いくつかの種類の中から好きなものを選べます。
これに、ワインや食後のカフェを付けたりするのが普通。(だいたい別料金)
あまり食べれないという人は、前菜&メインでおしまいとか、
メイン&デザートの二皿だけにするとか、アレンジもできるようです。
逆に、まだ食べれるし呑める!という人は、
デザートの前に、ワインやチーズを追加オーダー。
パンはお食事と一緒に運ばれてきて、
無料で食べ放題なので、パン好きな人はたくさん楽しめます。

この日私がチョイスしたのは、
前菜、メイン、デザート、赤ワイン、カフェクレーム。

前菜は、
カエルとトマトリゾット。
下に隠れてた緑色のソースはなんだろう?
とても美味しかったけど。



(これがカエル。。。。手羽先揚げみたいで美味しかった!)

メインは、ホロホロ鳥。
ソースやムースの味が本当にフランスっぽい!
とっても美味しい!
日本で食べるフレンチは、やっぱり日本人に合うように、
だいぶアレンジしてるのかなあ?と感じます。
(私はたくさんのお店の味を知ってるわけではないけれど)
お皿がすごーく大きいので、パッと見た目に量が少ないように見えますが、
食べるとしっかりボリューミー。おなかいっぱいになります。


そして、デザート!!!!
実は、少し早く隣のテーブルの人がオーダーしていたものに、
私もkikiさんも釘付け!
ぜひあれと同じものを〜♪
とお願いしたのが、こちら。

イチジクとサバランに生クリームが乗ったもの。
フランスでは、生クリームにお砂糖は入ってません。
だから甘くないのです。
このデザートも、
果物の味そのものと、洋酒の香りと、ミルクの風味しかない。
シンプルで、すっごく美味しいのです!
これは〜、日本では出会えない味のバランスだな〜。

食べ物についていつも感じることは、
日本では調味料の味が食事の味となってしまってること。
味噌も塩も醤油も美味しいけれど、
それは「味付け」であって、素材の味とは別のもの。
特に、旨味調味料を「味」と思い込んでいる人は多いと思うけど、
フランスだとこれがほとんど感じられない。
だから、最初にフランスで食事をすると、
「あれ?味薄い?」と感じるのです。
モンサンミッシェルで名物のオムレツ。
この卵料理については「まずい」という感想を持ってる日本人がほとんど。
「味がない」「塩を持って行った方がいい」など、
ネットで調べるとそんな情報がたくさん出てきます。
私も食べた瞬間、同じような感想を持ちました。
この店がまずいだけかも?と思って、モンサンミッシェルの中にある
一番有名なレストランでも食べてみましたが、味は変わらず。
でもその時、ハッとしました。
いやいや、これは味がないとか、まずいとかじゃない。
卵の味そのものを楽しむ料理なんだ!
そう気づいたら不思議なもので、急に美味しく感じたのです。
こんな美味しい卵食べたことない!って。
パリで食べるいろんな食事も、だいたい素材の味を大事にしてるので、
素材以外の調味料を使った「濃い味」のものはありません。
そのかわり、テーブルの上には、お料理と一緒に、
ケチャップや、塩、胡椒、ビネガーなどが運ばれてきます。
「あとはご自由にご自分のお好みでどうぞ」というように。

こんな感じのフランスの食事に慣れたまま日本へ帰国して、
うっかりその辺で気楽に外食すると大変なことになります。
去年、帰国してすぐに、大好きな某有名さぬきうどんのチェーン店へ言って、
わくわく大好きな「温玉とろろぶっかけうどん」なるものを食べたところ、
あんなに大好きだった味のはずなのに、
舌がびりりり〜としびれて、美味しく感じられなかったのです。
あれ?こんなおもちゃみたいな味だったっけ?と、、、
食事というよりは、
(安くて余計なものがいろいろ入ってる)お菓子を食べてるみたいな。
とてもびっくりな体験でした。
日本の味、日本のお出汁だと思ってたあれは、たぶん、違って、
調味料をたくさん使ってお出汁風に仕上げているものなのかも。
フランスから帰国した後に外食するなら、
ちゃんとした料理人のいるちゃんとしたお店で食事しないと、
体がびっくりしてしまう感じです。
(何も高級料亭じゃなくても、例えば、
 自分の味に誇りを持ってる店主のラーメン屋とかはイケそう!^^
 あ〜。美味しいらーめん食べたいな〜。らーめんは日本のソウルフードだyo)
日本の本物の和食は世界に誇る味ですから、
せっかく日本に住んでいるなら、
日本の美味しいものをたくさん食べたいと思います。

と、こんなことも学べるパリごはんなのでした☆

お店の名前。
kikiさんに読み方教わったのに、忘れました。
でも場所は覚えた。(たぶん)
今日のランチは全部で35ユーロでした☆
食事全体の分量も私のお腹にピッタリちょうどいい感じ。
ネームカードももらったし、またぜひ行きたいです!


日本でフレンチコースを食べに行くっていうと、
なんかかしこまった感じになっちゃうけど、パリのビストロなら、
ひょいと定食屋に行くような感覚で気軽にランチできるから、
それが嬉しく、楽しい。

いや〜、このデザート!
本当に美味しかった!!



★おまけの写真★
「日本の皆さんお元気ですか?」
とメールしたら、苺ママからこんな写真が送られてきましたyo☆
わーん!あいたいなー。