写真家

夏野 苺

世界中の魔法使いや天使とともに作品を創る“魔法使いの弟子”
Photographer Ichigo Natsuno's Official Website

毎日のガイダンスをつぶやいています☆
ツイッター@natsunoichigo
フェイスブック 夏野苺ファンページ

「フィンランド便り その7 〜太陽がくれた奇跡〜」


ヘルシンキ滞在最終日。
その日は朝から特別でした。
起きて、カーテンを開けて、窓の外をみた瞬間から、
今日の光は特別だ、と。
完璧な、晴れ。
ここに来た日の、あの雪模様はどこへやら。
ヘルシンキのかみさまは、私とのお別れの日に、
太陽の光をプレゼントしてくれたようです。

さっそく早朝散歩へ出かけることに。

太陽がぐんぐん昇ってくる。

世界のチカラが増してくる。

港へ着いてびっくり。
また海が凍ってる!

流氷というより、氷の湖のよう。

ヘルシンキの海はどうなってるの?

そのあと、
前の日に食べることができなかったミートボールを食べたくて、
また、かもめ食堂へ☆

今度は出会えた! うれしい。

やっぱりフルーツのソースをかけて食べるのです。
私はこの、
果物の甘さを活かしたソースを使うフィンランド料理の味が大好き。

彩りもとっても奇麗!


あっというまに一皿ぺろり☆
(マッシュポテトも食べ応えのある量なのでお腹いっぱい)

食べ終わって、ふと、思いました。
今日こんなにも晴れているということは?
あの教会はどうなってるだろう!

ハッと飛び上がり、時間を確認。
今すぐ出れば少しくらいは寄れるかも。
チェックアウトの時間まではまだあと30分以上あるから。

急いでお金を払って、
早歩き。

15分ほどで、あの岩が見えてきて。

中へ入った瞬間、
私の心は黙りました。

想像を超える世界がそこに見えたから。



主祭壇が、ちょうど太陽の光に照らされているところでした。


あと少し早くても、

あと少し遅くても、

私はこの光景を見ることはできなかったでしょう。

あのガラス窓から光が射すほんの十数分だけしか、

この教会の祭壇が輝く瞬間は訪れないのです。

あの成功も、あの失敗も、

あの出会いも、あの別れも、

あの喜びも、あの悲しみも、

すべて等しく価値あること。

この瞬間に私をここへ運ぶための出来事だったのでしょう。

どれかひとつでも欠けてたら、
このタイミングも生まれない。としたら?

ひとつの人生を創りあげる
かみさまの計画は完璧なのだ

たとえば心からそう信じて、
これまでのどんなことも愛しく感じながら、
深く感謝できるのは、こんな時。


太陽が動けば消えゆく世界。
輝く時間が短いのは、まるで人の一生のよう。

けれど、
こんなにも美しい!



初めての北欧。
短い旅でしたが、
素晴らしい贈り物を胸に、
無事帰国して参りました。

私は、ひとりでいろんなところへ旅するけれど、
心はいつも皆さんと一緒です。
写真を撮ることができてよかったなあとしみじみ思います。
言葉で説明しきれないことを、
写真でお見せすることができてとても嬉しいです。
私が旅先で写真を撮るのは、見せたい人たちがいるからです。
私の写真を好きで、楽しみに思う人たちが、
待っていてくれると思うからです。
だから一人でも寂しくはありません。
シャッターを切る時、みんなの顔が浮かびます。
家族や、友達や、いちらーさんたちや、仕事仲間たち。



ただいま、みなさん!

今回の北欧の旅、一緒に楽しんでいただけましたか?

私はどんどん作品を作って、言葉を編んで、写真を撮って、
皆さんに届け続けてゆきたいです。

あの祭壇のように、輝きながら。

たとえ短い時間でも、
照らされる時があるというのなら。

それが、
この世に生まれてきた意味だというのなら。




Tue 16th, Feb 2016

「フィンランド便り その6 〜ヘルシンキお散歩模様〜」



ヘルシンキでは、こんな格好で歩いてました。
着物用のコート着ると、ますますあったかい。
ブーツ履いてマフラー巻いて手袋したら、
ぜーんぜん寒くありません。
と思ってたら、マリメッコの店員さんに、
「先週までマイナス20度で、そんな格好だと全然ダメでしたね〜」
と言われてしまいました!
やはりっ?笑
今週はずっと、ものすごーく暖かいらしい。
ヘルシンキの冬をなめてました。すみません。
どうりでおかし〜な〜と思ってた。
この寒さは日光くらいだな〜とか。
ここは真冬の北欧。そんなはずないよね。
はー。やっぱりねー。
きっとあまりにも無防備な私に天使が天気を変えてくれたのかも。暖冬に。

また港へ行ったら、いや〜、びっくり仰天。
たった二日で氷が消えとる。。。。。


えー? 

あったよね?流氷。わたし写真撮ったよね?
なんかキツネにつままれたみたい。
今日は午後から陽が射してさらに暖かい。
コートはいらないほど。

お日様のチカラは偉大だな〜。

氷はいつ溶けたんだろう?


まりさんからお土産のリクエストもらってました。
編み物関係がいいと。
わかったよーと返事をしたものの、
異国でそう簡単に特定のお店をみつけたりなんてできるわけないな〜
まあ、気持ちだから、お土産なんて。
なんでもいいだろうとか思ってたんだけど。

あれ?



あらら?


散歩ちゅうに偶然みつけちゃったみたいー。
店内に毛糸が見えるよ〜〜〜〜

わあ!ウィンドウにまわってみて確認。
間違いない!

入ってみて確認。毛糸屋さんだよーーーー
やったー♪
でもどれを買っていいかわからないから、
今年のラッキーカラー三色の刺繍糸と、
すっごく可愛いミニミニ毛糸玉セットを買いました!

まりさ〜ん、お楽しみに☆


短い今回の旅。
そろそろおしまいです。
実は、私は今もう、ヘルシンキエアポート。
最後のフィンランド便りは帰国してからアップします。

最終日に素晴らしい奇跡の世界を体験しました。
ありがたくて、胸いっぱいで、感激の涙がこぼれるような。

雲ひとつない快晴のヘルシンキ。
最後に、
あの教会へ導かれたのです。

Tue 16th, Feb 2016

「フィンランド便り その5 〜食べ物いろいろ〜」


ストックマンで買ってきたお惣菜。
ラザニアみたいな。 お野菜たくさんでとっても美味しかったです☆


これは、パプリカの中に、これまたお野菜たくさん。
ちょっとご飯も混ざってたような。
すっごく☆美味しかったです!パプリカがとっても甘くて!



ここはレストラン。名物のロールキャベツを食べに来ました☆


着物だからか?すぐに日本語のメニューが出てきました。


「シーホース」って、タツノオトシゴのことなのね。
店内にもタツノオトシゴが。
どことなく北欧的なデザイン。


シックな落ち着いたレストランだけど、
休日の家族連れも多く、
観光客相手というよりは地元に愛されているレストランという雰囲気。


きましたっ☆ロールキャベツ!


ベリーの甘酸っぱいソースがかかっているのが特徴。
私は肉料理とフルーツソースが合わさった味は大好きなので、
この感じは◎!
このロールキャベツの中身にも、ご飯が混ざっています。
付け合わせは、ビーツとマッシュポテト。
なので、ボリューム満天。一皿食べたら満腹。


と思ったのに、帰りがけに出来心でアイスを買ってしまいました。


バナナスプリット。
バナナとナッツとチョコソースと生クリームと、
アイス三種類。(三日に分けて食べました)

ちょこちょこいろんなお店へ出かけてはいろいろ食べましたが、
今回の一番の目的は「かもめ食堂」でミートボールを食べること!

やってきました、かもめ食堂。


店内にもカモメが飛んでいます☆


でも、なんとー!ミートボールがこの日は売り切れ。
しょぼん。名物のシナモンロールで我慢。(美味しかったけど!)


隣がヘルシージュース屋さんだったので、
ジンジャー&桃&レモンのジュースをオーダーしました。
あと、もうひとつ。おすすめの果物も入れてもらって。
(知らないフルーツ。名前聞いてもわからなかった)

出来上がりがグリーンなので、
あのわからない果物の色かな?
すっごく美味しかったです☆

でも、


やっぱりまたここに来ちゃいました!
再びのパープルパワー。
この前と違う店員さんでしたが、同じ味でした。
きっちりレシピ通りに作ってるみたい。
あー!
おいしいおいしいおいしい☆

サーモンのラップサンドも食べましたyo☆
しゃけ、おいしいなあ!

Tue 16th, Feb 2016

「フィンランド便り その4 〜いろいろなお店〜」


ヘルシンキに行ったら、
自分のお土産として買って来ようと決めていたものがあります。
それは、マリメッコのキッチンミトン。

緑色の方は新作カラーだそうです。可愛い!
おまけに小さな小銭入れもget☆)
私が着物を着ていたせいか、
日本人女性のショップスタッフが声をかけてくれました。
そこで、なんと!?
彼女の実家は、私が先月越してきたアトリエのすぐ近くということが判明。
ヘルシンキまで来てこんなローカルな話題で盛り上がるとはー。^^
一気に親しみが増し、名刺交換をして、再会を約束しました。
素敵な女性だったからお友達になれたら嬉しいなあ。
初めて訪れた北欧で友達ができるって、すばらしい!
このご縁が続いたら、それは天使の贈り物☆
ありがとうございます。
彼女は年に二回は帰国しているらしいので、
日本でも会えたら嬉しいです。
(しかしやっぱり着物のパワーもすごいなー)



歩いていたら、こんな看板を発見。
どうやら二階にはムーミンショップがあって、
地下にはサンタショップがあるらしい。
入ってみたら、、、

確かに!ムーミングッズ専門店と、

サンタグッズ専門店!
地下ではサンタクロースたちがテーブルを囲み会議をしてました☆

ここでみつけたのです、あの白い天使たち。

私は自分用に、本の上に座ってる天使を購入。ロウソクが灯せるタイプ。

本といえば、アカデミア書店へも行ってきました。

ここにはカフェ アアルトという素敵なカフェがあります。
映画「かもめ食堂」で、
サチエがミドリにガッチャマンの歌詞を教わるシーンが撮影された場所です。

この日は土曜でとても混み合っていましたが、
カプチーノを飲んできました。
シナモンよりミルクの香りが強い、
ちょっと変わった風味でしたが美味しかったです。
(たぶんヘルシンキはミルクがとても美味しいのです)

もう本は増やさない、と決めて小さな本棚にしたのに、
またしても本を、それも大判を買ってしまいました。。。
ああ。。。

大好きなトーベ•ヤンソン。
名作「ムーミン」を生み出したフィンランドの作家さん。

この本の背表紙に描かれているミィは、天使に見えます。

そして、私は、スサノオと同じくらい、
スナフキンが好きなのでした! ぷぷ。^^
何が書いてあるのか、さっぱりわかりませんが、
いいんです、眺めているだけでときめきます!



どの国へ行っても必ず立ち寄りたい有名デパート。
私はデパ地下好き。特にお惣菜売り場が! 
「ストックマン」という大きなデパートへ探検に行ってみました。

ヘルシンキのデパートはスーパークールでした☆

ここは雑貨売り場の階。
色の配置とか、計算してこうなってるんだろうか?
例えば、ブルーの天井と、赤い小物の、
見え方のバランスとか。美しすぎる!
歩いて眺めているだけでアートの授業を受けているようです。



こちらは、ステイちゅうのアパートのすぐ近くの、
クリスタル専門店。
ここでは、作品制作用のクリスタルをいくつか仕入れました。

とっても素敵!
帰国して早く創りたいなあ♪ 



散歩ちゅうに招き猫も発見!


「福」というお店は、お寿司屋さん。
ヘルシンキでは、サーモンの握り寿司がとても美味しい☆



Tue 16th, Feb 2016

「フィンランド便り その3 〜ヘルシンキの教会〜」

ものすごく風変わりな教会へ行きました。
ひとつは木の教会。
これ、教会だっていうんですが。

どう見ても教会には見えません。
でも、よーく見ると十字架が。

やっぱり教会です。(カンピ礼拝堂)
中に入ってみると、イメージは、、、、
巨大な曲げわっぱの中に祭壇を作ったみたいな感じ。

祭壇といっても、ロウソク一本、花束ひとつ、聖書が一冊、のみ。
祈りのロウソクは、砂の中に立てる。。。

なんてシンプルなんでしょう!
この瞬間、私がここへ導かれた意味がわかったような気がしました。
先月の引っ越しで、私は「なにもない部屋」での暮らしをスタートさせたばかり。
そのお手本を見せられたような気分です。
この教会に訪れる人は皆、私語を慎み、とても静かな空気が流れています。
なにもないって、清らかだなあ。。。
(注:モノが多い事が汚れているという意味ではなく)

気づけば一時間近く祭壇の前に座っていました。
何もないのに。
とても豊かな気持ちになって。

おそらくそれは、
樹木のパワー(自然のパワー)の真ん中に座っていたから、
ということでしょうか?

そして、もうひとつの教会は、さらに変わっていました。
岩の教会です。
これもまさか教会には見えません。

というか、そもそもこの写真のどれが教会かわかりますか?

この岩が、教会なんです。

いったいどこに入り口が?と思いながら、岩のまわりをぐるりと歩いてたら、
ありました、ここがエントランス。(テンペリアウキオ教会)


入って、、、心が黙りました。


なんてすごいのっ? どうしてこんなこと思いつくんだろう?
岩をくり抜いてその中に教会を創っちゃうなんて。
すばらしいっ!スーパークリエイティブ☆☆☆

岩の上部に縞模様に見える部分はガラス窓。
この日は雪でしたが、晴れの日にここから太陽光が射すとどんな景色になるのか。
想像しただけで涙が出そう。さぞや美しいことだろうなあ。。。。

天井部分は木。(たぶん)


祈りのロウソクを捧げる場所も岩。とてもシンプル。



パイプオルガン。
演奏聴きたいな〜。


二階部分から見渡したところ。向こうに小さく見えるのが祭壇。
祭壇には、やはり、ロウソク一本と花束ひとつと聖書しかない。
ここはストーンパワーに満ちあふれています。

このふたつの教会、
写真で表現するには(特に私のチカラでは)限りがあります。
興味を持った人は絶対に実際に訪れるべきです。
とても変わっているけれど、とても素晴らしい教会です。

私は、木の教会と、石の教会を見て、「創る」ということへの意識が変化しました。
言葉では説明できないのですが、変わった、ということだけわかります。
決定的な変化がありました。心の中で。
これからどんな制作物が誕生するのか、
自分で自分の未来が楽しみです☆


けれど、
やはり、
教会といったら、、、


こうでしょう?^^

私は天使が大好きだから、普通の教会も大好きです。
ヘルシンキ大聖堂には、主祭壇の両脇に黄金に輝く天使像が在りました。
ちょうど窓から陽が差し込み、ゴールドに光っているその姿は、
私に偉大なパワーを授けてくれているかのよう。
このタイミング(光が射す時間)に訪れることができた偶然に感謝して、
手を合わせました。

私は天使が好きです。
いつも天使に導かれていると感じます。
自分の手をひく、天使の手のぬくもりを感じることさえあります。
天使の声が心の中で大きく響くこともあります。
宗教のことは何もわからないし、天使についての「勉強」は、
何もしていないけれど。
天使はいる、と、
自分の人生の実体験の中で確信しています。
ヘルシンキでは、たくさんの天使像に出会いました。
フランスよりもドイツよりも天使遭遇率が高いように感じます。
イタリアでの天使像遭遇率に次いで二位!というくらい。
(ローマは天使だらけ。エンジェルパラダイス)

帰国したら、私は天使の置き人形をたくさん創りたい。
ヘルシンキで出会った天使たちへのオマージュとして。



とても可愛らしい、手のひらに乗るくらいの小さな天使たちを
日本へ連れて帰ることにしました。
先日、まほうshopでお買い物してくださった皆さんへのお土産です。
みつけた瞬間、ぴん!ときました。
今年のラッキーカラーのホワイトなので、
きっと枕元に置いて眠るといいと思います。
毎晩ぐっすり眠れてリセット、翌朝すっきり目覚めるはすです☆
(天使はひとりずつ違うポーズをしています。
 どの人にどの天使が飛んで行くのか。。。届いてからのお楽しみ!)
この天使をみつけたショップはサンタグッズの専門店でした。
とてもユニークなお店だったので、
次回のエッセイでご紹介しますne!


★おまけの写真★
お寺にもひとつ行って来ました。(ウスペンスキー寺院)
中には入れたけれど、修復工事中でした。
でも外観に感動、、、
この季節に行ったのがよかったと思います。
葉が落ちてる樹の間から見える建物の感じが素敵で。

Mon 15th, Feb 2016